2015-06-16(Tue)

No07-2 紙にレジンをコーティングする 写真用紙とOHPシート

レジンを扱う作家として、やっぱりレジンコーティングは押さえておきたいところです。
僕も、本当は苦手なんですが必要に迫られアレコレ失敗しながらがんばっています。
ここ半年ほどの失敗と、僕なりの解決方法を追記しておきます。参考になれば幸いです。もっといい方法を知っていらっしゃる方がいましたらぜひ教えてください!!!!!


《いろんな紙をレジンでコーティングしてみよう!その2》

前回の記事にも書きましたが、コーティングする紙の厚さ、色、レジン液を吸い込むかどうかによって仕上がりが変わってきます。
紙が厚くて、色が濃くて、レジン液を吸い込まないものほど、透け感は得られません。
逆に、紙が薄く、色も白っぽく、レジン液を存分に吸い込んでしまうものは裏地が透けてしまうほど半透明になります。

では写真のように、紙が厚く、表面にインクがたっぷりのっていて、ある程度水はじきするようなものはどうなるのでしょう?
いざ挑戦です!

まずは素材。
写真、といいましても昨今写真店でプリントしてもらうことも減りました。我が家もデジカメで撮影したものをデータで保存するか、おうちのプリンターで写真用紙に印刷しています。なので、今回使うものも家庭用インクジェットプリンターでメーカー純正の写真用紙に印刷したものです。家庭用ですが、結構いい色が出ます。インクの色あせもしにくくなっているみたいですね。すごいなぁ。

写真用紙に印刷したものを1~2日置いて完全に乾燥させてから切って、表面にレジン液を塗りつけます。

15_05_13_hokuou03.jpg

レジン液を塗るときの注意。
筆やへら、つまようじなど、いろんな道具を使ってレジン液を塗ってきましたが、どれも気泡やゴミがどうしても入ってしまいました。一体どうすればキレイにコーティングできるのか?といろいろ悩みましたが、今のところの解決策は「道具を使わない」です。
レジンのボトルから直接液をたらし、品物を回転させたり傾けたりして重力でレジン液を満遍なく広げていきます。平らなものならこのやり方が一番キレイに仕上がりました。凹凸があるものは、筆で丁寧になぞっていくしかないです。それでも隅っこや隙間に気泡ができるので、あきらめるか、かんばるかの2択でした。筆の種類や素材によっても気泡の入り方が変わるので自分にあったものを探してみるのがいいのかもしれません。僕はまだ、運命の筆には出会えてません。

さて、写真用紙の話に戻ります。
写真用紙はインクジェット用の紙ですが、表面は光沢のある加工がされています。マット加工されている用紙もありますが、今回は一般的な光沢写真用紙を使用しました。
表面にレジン液を塗りこむと、少しの間だけ液をはじき、その後ゆっくり全体にしみこんでいきます。
紙が厚いのでしみこみ方はとてもゆっくりです。
全体に液が浸透しても、紙が透けることはありません。インクの発色もきれいなままです。なんてすばらしい!!
これなら下地に色を塗る必要はありません。

ここからは失敗談。
ゆっくりと液がしみこんでいく過程で、紙の内側からじわじわと気泡が浮き上がってくるんです。なぜかはわかりませんが、じわじわーっと細かい気泡が、まるでお鍋料理の灰汁のように出てきます。
これがこのまま固まるととても汚いです。

15_06_16_kihou.jpg
下の方に気泡が集中しています。これは全部レジン液を塗ったあとから浮き上がってきた気泡です。
普通紙や折り紙ではなかった失敗なので、写真用紙特有のものかもしれません。メーカーさんによっても違いがでそうですね。
僕の場合、気泡を丁寧に取り除くことと、液をたっぷり全体にのせてやることで何とか解決しました。薄塗りするときは特に注意が必要ですね。


ところで。
僕が良く使っているOHPシートと、写真用紙はどっちが発色がいいと思いますか?
OHPシートは透明のプラシートで、シートがインクを吸わないので発色がそこなわれることが少ないです。
でもお高い。A41枚で大体¥100くらいはします。お徳用を買っても、それほど値段は下がりません。
写真用紙の方が原価的には安くなります。下地を塗る必要もないとくれば、こっちを使った方がお得な感じがします。

さぁ、試してみましょう!

15_06_16_kihou02.jpg
まずは写真用紙。
セッティングに下地を塗らず、切り抜いた写真用紙をそのまま入れてレジン液でコーティングしています。
キレイな色に仕上がりました。
でもやっぱり、レジン液がしみこんでいくうちに気泡が浮き上がり、なかなか落ち着いてくれませんでした。
裏面にもレジン液を塗りつけることで多少マシになりましたが、手間が掛かることに変わりはないですね。

15_06_16_kihou03.jpg
こちらはOHPシートです。
セッティングに白い下地を塗り、OHPシートに印刷したものを入れてレジン液を注ぎました。
OHPシートは液を吸わないので金属パーツなどを封入する感覚で作れます。

どちらも元になっているデータは同じものです。写真用紙の方が若干、色が濃くでます。

二つを比べてみると、発色の良さでは写真用紙が勝っていると思いました。でもレジン特有の透明感を残すならOHPシートです。
ここから先は好みの問題かもしれません。個人的には、OHPシートの方が扱いやすかったです。

どちらにしても、普通紙や上質紙に比べインクの発色がいいです。作品の質がワンランク上がったような気がしました!
写真を切り抜いてレジンコーティングしてチャームやブローチを作るのもアリだなと思います。紙自体が厚いのでしっかりと固まりそうです。
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2015-04-22(Wed)

No05-2 レジンに色をつけてみる ~アクリル絵の具に挑戦~

レジンに色をつける・・・という挑戦を始めてからもうずいぶん経ちます。
流石に2年もやっているとそれなりに慣れてまいりました。
そうすると、だんだん何かが物足りなくなって来ました。
もっと鮮やかに!色数豊富に!ステキなものを作りたい!!

というわけで、アクリル絵の具での着色に挑戦です!


《色数豊富!扱いやすい!アクリル絵の具でレジンに色をつける!》

まずは絵の具の出所の話。
僕はデザイン系の専門学校出身です。ちなみにダンナさんも、ダンナさんの弟も。3人とも同じ学校。似たもの同士が集まった家族です。
そんな事情で家に絵の具がごろごろしてます。。。というと聞こえが良いですが、みんな学校の授業で買ったは良いが、使いきる前に卒業してしまっただけです。余ってるんです、使ってないから。
そんなわけでちょっといいアクリル絵の具を使います。15年ものです。

今回使用するのはTURNER(ターナー)のアクリルガッシュです。
発色がよく、色数も豊富。いろんなお店で手軽に買えます。一度乾くと耐水性になります。手に付くと取れにくいですが、いろんなものに描けて使い勝手も良いです。
お値段も意外とリーズナブル。
最近はラメ入りや、蛍光色、和っぽい色まで、選びきれないほど色数がそろっています。

で、す、が。

絵の具って、水に溶かさなければ固体、ですよね?
果たしてレジン液に半分固体の絵の具が均一に混ざるのでしょうか?

それがずっと不安で、今まで引け腰でした。
しかもうちにあるのって15年ものよ?15年の間チューブの中で眠っていたのよ?まず使えるのか?

しかも、です。
アクリル絵の具は、ご存知のとおり 不透明 絵の具です。
それを透明のレジンに入れるのです。2液性レジンならまだしも、UVレジンに使ったら硬化するのか?

という、疑問と不安を抱え、いざ挑戦です!(前フリ長くてすみません)


まずは2液性レジン。
使い方は、タミヤのクリアカラーと同じです。
主液に絵の具を混ぜ合わせてから硬化剤を入れます。
タミヤの塗料は液体なので混ぜやすいですが、アクリルガッシュは固体ですのでいつもより多めに混ぜました。混ぜる、というか、練る、というか。とにかく絵の具の塊が見えなくなるまでしっかりと混ぜます。これでもかと気泡が入るまで混ぜました。(どれだけ不安なんでしょうね、僕)
あとはいつもより気をつけて気泡抜きをし、型に流しました。

こちらが出来上がったものです。
15_04_22_color01.jpg
比較のために同じ系統の色を使いました。

15_04_22_color02.jpg
左のがタミヤクリアカラー(ブルー)、右がターナーアクリルガッシュ(スカイブルー・コバルトブルー・プルシャンブルー・ウルトラマリンブルー)

白い紙の上に乗せると、ほとんど差がないように見えます。
むしろアクリル絵の具の方が発色がきれいです。
硬化不良もありません。
思っていたより上手くいきました!

ただ、
予想通りだったのは、透け感です。
クリアカラーの透け感は、やっぱりアクリル絵の具では出せませんでした。

15_04_22_color07.jpg
タミヤ クリアカラーのブルー。文字がはっきり読めるくらい透けます。

15_04_22_color03.jpg
アクリルガッシュのコバルトブルー。かろうじて?文字は読めますが、下地の色などは見えません。

15_04_22_color06.jpg
アクリルガッシュのスカイブルー。こちらも文字がうっすら読める程度。

15_04_22_color05.jpg
アクリルガッシュのウルトラマリンブルー。発色が良すぎて混色した際にビビリ、レジン液を足して薄めた結果、多少透け感が得られました。絵の具の濃度をもっと低くすると割りとすけるのかも?

15_04_22_color04.jpg
アクリルガッシュのプルシャンブルー。こちらも濃度は低め。

比べてみると一目瞭然ですね。
アクリル絵の具は発色がいいですが、やっぱり透明な作品作りにはあまり向いていないようです。
下地代わりに使ったり、不透明なパーツを作る時には積極的に使おうと思いました。
ネットで聞きかじった知識なのですが、アクリル絵の具の種類やメーカーによってはレジンとの相性が悪いものもあるそうです。今回使ったターナーのアクリルガッシュはそこまで悪い印象ではありませんでした。



つづきましてUVレジン。
こちらは「不透明=硬化しない」というゆるぎない事実があるのであんまり期待はしていませんでした。
15_03_27_ao02.jpg
なので「色をつけた層の上に透明の層を重ねる」という作戦をとりました。

まずUVレジンにアクリル絵の具を混ぜ、しっかり混ぜ、なるだけ均一になるまで混ぜ混ぜ、1層目を作ります。
UVライトに当てて硬化させ、2層目を重ねます。こうしておけば表面は硬化していますのでべたつくこともありません。

15_04_10_sizuku07.jpg
ちょっとわかりづらいですが、ピンク色と透明をマーブル模様に混ぜて下地にしています。
正直、均一に色をつけることが難しかったです。レジンの粘度に固体の絵の具を混ぜるのは大変です。混ぜれば混ぜるほど気泡も入るし。不透明になればなるほど固まらなくなります。試行錯誤の結果、透明部分を残すことでなんとか乗り切りました。

15_04_10_sizuku04.jpg
いっそ不透明部分と透明部分を生かしてしまおう、という発想。
両端に着色したレジン、中央に透明のままのレジンを入れて1層目を作り、螺鈿とラメをのせた2層目、さらにトップコート気分で無着色のレジンをかぶせています。
こうすると、光にかざしたときがとてもキレイです。真ん中から光が漏れて螺鈿に反射して、なんだか海の底から覗いている気分。

UVレジンは、不透明では硬化しなくなるので、アクリル絵の具での着色は難しいと思いました。
使いようによっては良い方向に行きそうなので、もうちょっと悪戦苦闘を続けてみたいです。


最近、手芸屋さんでも見かけるようになった「ヴィトラーユ」が気になっています。ネイル用のカラーリングパウダーも買ってみました。まだまだやりたいことが沢山ある♪
2015-02-25(Wed)

No8-2 OHPシート印刷に関する注意

レジンの透明感を生かしつつ、作品の可能性を広げてくれるOHPシート。
僕も、キーホルダーからペンダントチャーム、ピンやブローチなど、いろんなアイテムにオリジナリティをプラスするために多様しています。
主にPCで加工した写真やイラスト、文字などをプリンターで出力して切って使います。
NO.8のレポートでは「OHPシートをレジンに封入するときの注意」をメインに書きましたが、今回は「OHPシートを家庭用プリンターで印刷するときの注意点、レジン封入するときのコツ」を追記したいと思います。


《OHPシートにインクジェットプリンターで上手に印刷するには?》
先日、長年愛用してきたプリンターを買い換えました。壊れたわけではなく、インクの発色が悪くなってきたためです。お店の方には「ノズルが詰まったり汚れたりしてきているんでしょうね」と言われました。
ちなみに、プリンターはメーカー側で修理用の交換部品を5年ほどしか置いていないそうです。それを過ぎると故障しても修理ができないという場合も出てくるとか。自分でメンテナンスできるならいいけど、いざって時に頼れる場所がないのは不安ですね。
さて、話を戻します。
以前のプリンターは当時では主流の「背面給紙」タイプのプリンターです。プリンターの後方上部から紙を差し込んで、印刷されたものが前部から配紙されるタイプですね。今回買い換えたものは用紙トレイが前面下部にある「前面給紙」タイプのものです。新品ですのでもちろんインクの発色もよく気に入っておりました。

が、

意外な落とし穴が・・・。

この「前面給紙」タイプ、OHPシート印刷に対応しておりません。
・・・いや、対応っていう言い方すると、大体の家庭用インクジェットプリンターが対応できていないっぽいような、そんな記述も見かけました。
なぜか?と言うと、給紙の仕方とインクの乗り方に問題があるからです。

まず、「前面給紙」の用紙の動き方について。
前面下部の給紙トレイから後方にぐるっと一回転して配紙します。って言うとわかりにくい。簡単に説明するとプリンターの機械のなかで、紙がバク転してでてくるんです。なので用紙の印刷面を給紙トレイの下に向けてセットするわけです。
このバク転が、OHPシートに印刷できない理由です。

そもそもOHPシートというのは、紙ではなくプラのフィルムです。吸水性はありません。そこにインクを吹き付けて印刷をするんです。当然インクはすぐ乾きません。しかしプリンター的にはそんなのお構いなしにいつもどおりシートをバク転させて配紙します。乾ききっていないインクののったフィルムを反り返らせてローラーにのせて配紙したら・・・どうなるか想像つきますよね。
インクが垂れて、ローラー部分にこすられて汚れて、使い物になりません。

というのも、昨日知りました・・・。印刷してみてがっかりです。買い換えるときは「これでOHPシートに印刷できます」と言われて買ったのに。「できる」かもしれんけど、こんなに汚い仕上がりになるとは聞いてません。
大手量販店の店員さんですら知らないような情報なのでしょうか?それとも、そこまで調べなかった僕が悪いのか。。。
とにかく、昨夜もう一度お店に行って相談して、結局返品して背面給紙もできるタイプに買い換えました。

同じメーカーの後継機で、アップグレードした分お値段も高かったんですが、背面給紙設定で印刷したらインク垂れもせず、ローラー跡も付かず、きれいに印刷できました。


もう一点。
OHPシートに印刷できる「インクの種類」です。
家庭用のインクジェットプリンターには現行「染料タイプ」と「顔料タイプ」」の2種類のインクがあります。
「染料」は書いてそのまま、紙を染めて発色するものです。用紙の中にインクが入っていくので用紙表面の光沢が残り、つやつやの写真用紙の質感もそのままです。
「顔料」はインクを用紙表面にのせるタイプです。顔料自体の発色も良く色あせしにくいのも特徴ですが、用紙表面の光沢が鈍くなるのが難点。
紙に印刷する分でしたら、用途に応じて(写真中心とか文字中心とか)選ぶのが無難です。

OHPシートに関しては、まず、顔料インクに対応した用紙がほとんど置いていません。存在はしているのかもしれませんが、僕は見たことがないです。市販のインクジェットプリンター対応のものは染料インクのみに対応しています。用紙の説明にきちんと書いてあるのでちゃんと読みましょうね・・。(←ちゃんと読まずに買って失敗した人

レーザープリンター対応のものもありますが、そちらは試したことがないのでなんともいえません。
まずカラーレーザープリンターが買えない。うーむ。

もしOHPシートに印刷することを前提にプリンターの購入、買い替えをお考えの方は参考になさってください。
買ってしまった後では取り返しがつきませんもんねぇ・・・。ふぁぁ。


《レジンに封入するときの注意 追加》
さぁいざレジンに入れましょう!
でも、焦ってはダメです。
インクジェットのインクは完全に乾いていないとレジン液に溶け出してしまうことがあります。
紙に印刷したものだと、紙がインクを吸収してくれてるから、気になるほど滲むことはあんまりありません。
けど、OHPシートだと印刷してすぐに使うと「レジン着色したの?」って位滲みます。えぇ、筋になってびよーんってぐしゃーって。しかも、クリスタルレジンだとゆっくりゆっくり滲んでくれやがりますので、対処の仕様がない・・・。UVレジンだとさくっと固めてしまえばそこまで気になることはないんですけどね。
印刷から1~2日置いて指で触ってもインク剥げしないことを確認してから封入するのが安全です。

それから。
完全に乾いたからといって油断は禁物でございます。
OHPシートの表面にのったインクの膜はとってもデリケートです。爪やつまようじの先で引っかいただけではげてしまいます。せっかくかっこよく印刷できても封入するときに剥げてしまってはどうしようもないです。。。


《まとめ》
OHPシートにインクジェットプリンターで上手に印刷するには、
背面給紙タイプの染料インクプリンターがオススメ。
上手にレジンに封入するには、
インクが完全に乾くまで1~2日待って、爪やつまようじで引っかかないように注意して入れる。

プリンターも、インクも、用紙も、決して安いものじゃないです。お店で売ってる素材(百均とかね)で買った方がよっぽど安いときもあります。でもオリジナルじゃない。メイドイン自分の作品を作るのって大変に面倒で、大変に楽しい。
2014-11-26(Wed)

No11-2 UVレジンでコーティング 追加5品比較

フリマに行くと、結構な割合でレジン作家さんに出会えます。同じ素材を使っていても、作品は千差万別。
身近な素材となったレジンですが、自分が作りたいもの、使いたいものをちゃんと選んでよい作品を作りたいものです。
というわけで、五里霧中でレジン選びを継続中の僕の、独断と偏見に満ちた比較第二回です。

≪UVレジンを比較してみよう!第二回≫

では早速今回のラインナップをご紹介します。
(わかりやすくするため前回分から続き番号で表記しています。1~3は前回をご参照ください。)
4.UVクラフトソフトレジン液(kiyohara) 25gで大体¥1500前後 (ハードより少し高値が付いていることが多い)
5.クリアUVレジン ソフトタイプ(セリア) 4g ¥108
6.クリアUVレジン ハードタイプ(セリア) 4g ¥108
7.太陽の雫 グミー (PADICO) 25gで大体¥1600前後
8.太陽の雫 ハード (PADICO) 25gで大体¥1500前後

14_11_26_ks.jpg
汚れているのは、しばらく放置していたからです・・・。写真のは55g。

14_11_26_s.jpg

14_11_26_p.jpg
ヨドバシカメラで買いました。コーナー的にはプラモデルの資材のあたり。文教堂などではスイーツデコのコーナーにあります。

各社のハード・ソフトタイプを集めてみました。セリアのレジンはなかなか置いていないようですね。使い心地がたのしみ!

では、前回同様に4種の紙をコーティングしていきます。


(比較方法)
☆4種類の紙をコーティングして、それぞれの粘度、塗りやすさ、硬化状態、色を比べてみる。


14_11_26_yuki01.jpg


4.UVクラフトソフトレジン液(kiyohara) 
画像一番上の段。
kiyoharaさんのソフトタイプ。
お値段はハードタイプよりちょっとお高めでした。
ゴムのようなにおいがします。
特筆すべきはその粘度!水あめか?と言いたくなるくらい粘度が高いです。どろっどろです。にっちゃにちゃです。
筆どころかつまようじにすら絡みます。それ以前にボトルから搾り出すだけで重労働。。。
とても塗りにくかったです。しかも、粘度が高いせいで紙に浸透しにくく、気泡抜けも悪いです。
硬化時間に関しては、僕がソフトタイプになれていないため、どの段階が完全硬化なのか?が判別できず、結果15分以上UVライトに当てていました。レジン液自体ちょっと古いもの(昨年購入)なので硬化不良気味だったのかもしれません。

14_11_26_yuki03.jpg
少し時間を置いてから硬化させたのですが、気泡はほとんど抜けませんでした。

14_11_26_yuki02_ksoft.jpg
指で曲げてみたところ。
とてもやわらかくしなやかな仕上がりになります。硬化後は表面も滑らかです。多少ゴムのように肌に吸い付く感じはしますが、嫌なベタベタはしませんでした。


5.クリアUVレジン ソフトタイプ(セリア) 
画像二段目。
ダイソーさんのレジンはチューブ入りでしたが、セリアさんのは小さいボトルに入っています。そのせいか、内容量がダイソー5gに対してセリアは4gです。
とてもお得。。。な気がしますが、量が少ないのでこの実験でほとんどなくなりました。大き目のチャームを作ろうとしたら、一本では足りないと思います。
においは多少します。が、気になるほどではありませんでした。
粘度は太陽の雫に比べると少し高い、くらいです。コーティングは問題なくできました。
硬化時間もさほどかかりません。他と同じくらいの5~10分で固まりました。

14_11_26_yuki02_ssoft.jpg
指で曲げてみたところ。
やわらかくつやがあり、まげても問題ありません。弾力があるのでぐっと曲げた後元の形に戻ってきます。
そういう意味では、他のソフトタイプよりは硬めなのかな?

6.クリアUVレジン ハードタイプ(セリア) 
画像真ん中。
ソフトと同じく気になるほどではないにしろにおいます。
粘度もソフトと同じくらいで、塗るのに問題ありません。
硬化時間も5~10分程度。

14_11_26_yuki02_s.jpg
指でぐっとやっても曲がりません。思ってたより硬いです。


7.太陽の雫 グミー (PADICO) 
画像下から二段目。
前回使用した太陽の雫のグミータイプ。
こちらもいいにおいがしました。太陽の雫シリーズはにおいにも気を使ってあるのでしょうか?他の品のようなゴム臭や接着剤臭ではなく、さわやかな感じのにおいです。薬品臭には違いないのでしょうが。
低粘度で塗りやすく、ストレスなく作業できました。
硬化時間に関しては、こちらもどこが完成かわからず長めにUVライトを当てていました。べたつきはないのですが触感がとてもやわらかいので固まったのかどうか不安になってしまいます。

14_11_26_yuki02_pg.jpg
やわやわぷにぷに、まさにグミのようです。
ソフトタイプは表面は硬いけど弾力があるって感じで、グミータイプは全体がやわらかくコシがあるイメージでした。
ソフト=あたりめ  グミー=いかくん

8.太陽の雫 ハード (PADICO) 
画像一番下の段。
におい、粘度、硬化時間に関しては安心の品質です!
においもいい、粘度も低めで塗りやすい、硬化時間も早い。

14_11_26_yuki02_p.jpg
しっかりした硬さがあります。
この薄さなら、kiyoharaさんのハードタイプより硬いような気がしました。


全8品の比較結果を表にしてみました。
14_11_26_UVhikaku.jpg
あくまで、僕の個人的な感想です。「へぇ~、ふーん、そうかもねー」くらいの気持ちで見てください。
「硬度」の項目はソフトタイプもハードタイプも一緒くたにしてしまったので見難いと思います。
内側に行くほど「柔らかい」、外側は「硬い」です。

今までハードタイプのレジン液で「パーツを補強する」「光沢を出す」目的でしかコーティングをしていなかったのですが、ソフトタイプを数種使ってみて、これはこれで面白いことができるのでは?とワクワクしています。手に触れるものはソフトタイプでコーティングした方がさわり心地がよさそうですね。スマホケースとか作ってみようかな。

とりあえずメジャーどころはこれで出揃ったでしょうか?他にも種類はあるようなので、経済的な余裕がありば。。。もうすこしやりこみたいと思います。
2014-11-17(Mon)

No11 UVレジンでコーティング 3品比較

手芸屋さん、ホビー屋さん、DIYのお店、百円ショップ。
今や、いろんなところでUVレジンを売っています。
手軽にクラフトを楽しめる素材として認識されてきたってことですよね。
僕もレジンを扱うひとりとしてとってもうれしいです。うれしいのですが、その反面、種類が多様化してくると「じゃあどれ使えばいいの?」ってなります。選べる喜びは、そのまま選ぶ苦悩になってしまいます。実際、僕も選びきれずにアレコレ浮気をしている状態です。
と、言うわけで。
僕の独断と偏見で、比較してみようと思います!(経済力の関係で、いっぺんにはむりでした。。。今回は3品です)



≪UVレジンを比較してみよう!≫

まず、UVレジンとは?
その名のとおり、UV(紫外線)当てると液体が固まって固体になる樹脂のことです。
手芸屋さんやホビーショップで見かける黒っぽいボトルやチューブに入ってるのは、たぶん大体コレです。

お値段はメーカーさんや種類によってまちまち。もっと言うと、売ってるお店によってもだいぶ違います。
僕は基本、近所のサンカクヤさんと文教堂で買います。リピート買いをするときはネットでできるだけ安い店を探して大量買いしたりもします。が、ネット販売でもそんなに安くは、、、ないです。お金のかかる趣味でございます。

さて、では今回のラインナップをご紹介します。

1.UVクラフトレジン液(kiyohara) 25gで大体¥1500前後
2.太陽の雫ソフト (PADICO) 25gで大体¥1500前後
3.UVレジン(ダイソー) 5g ¥108
14_11_13_yuki02.jpg

1.2はそんなに金額に差はありません。3は明らかに安いです。さてどんな結果か?

(比較方法)
☆4種類の紙をコーティングして、それぞれの粘度、塗りやすさ、硬化状態、色を比べてみる。

まず、コーティングする紙を用意します。
14_11_13_yuki01.jpg
紙は和紙折り紙、オーロラ折り紙、普通紙、画用紙を用意。それぞれパンチで抜きました。
14_11_13_yuki07.jpg
こんな感じです。
これをレジンコーティングしていきます。

14_11_13_yuki06.jpg
ちなみに、オーロラ折り紙とはコレです。他の紙は吸水性があるのですが、これはビニールっぽいのでレジンを吸いません。



(結果)
14_11_17_yuki01.jpg

1.UVクラフトレジン液(kiyohara)
画像一番上の段。
こちらはいつも使っているので安定の使い心地です。
粘度はさほど高くなく、筆で塗るのもスムーズ。多少においますが、気になるほどでもありません。
硬化時間も大体5~10分程度。透明度は高めです。
14_11_17_yuk02_k.jpg
硬化後の硬さ。ぐっと手で折り曲げても曲がりません。

2.太陽の雫ソフト
画像二段目。
初めて買ってみた太陽の雫。これはハード・ソフト・グミーの3タイプがあります。今回はコーティング目的なのでソフトタイプを使用。
粘度は、1よりもさらにサラサラしている気がしました。とても塗りやすかったです。一番びっくりしたのはにおい!なんか、いいにおいがしました。1とは明らかににおいが違いました。
硬化時間は5~10分です。透明度も高いです。
14_11_17_yuki02_p.jpg
ソフトタイプというだけあってやわらかい。指で曲げても割れる気配がないです。手触りもやわらかなので肌に直接触れるアクセサリー類はこっちを使う方が向いていると思います。

3.UVレジン(ダイソー)
画像三段目、一番下。
さてダークホース!圧倒的に安いですが、実力のほどは・・・
3つのなかでは一番粘ついています。ベタベタします。でも一応、ちゃんと塗れました。接着剤みたいなにおいです。
硬化時間は、今回に限れば他と同じくらいです。小さかったからかも知れません。以前チャームを作ったときは、大部時間がかかりました。ですが、完全に硬化しているはずなのに、なーんかちょっとべたつく感じがします。ぴたっとか、ぺたっとか、そんな感じ。透明度は、この大きさなら、さほどきになりませんが、、、12と比べると、若干黄ばんで見えました。
14_11_17_yuki02_d.jpg
硬いような、やわらかいような。微妙な感じ。
ぐっと曲げるとゆがみますが、これ以上やると割れそう。


1.は光沢があって透明度も高く、安心して使えました。
2.はその塗りやすさとにおいにびっくりです。これなら指輪やブレスレットにも使えそうです。
3.は値段どおりって感じで、どこかちょっと残念な気がします。UVレジンとしては使えますが、使い心地とかクオリティとか、これでいいのかな?と疑問に思うことがちょいちょいありました。ダメじゃないけど、ステキーとは決していえない。。。


どれをどう選ぶか?は最後は個人の目的であったり予算であったり趣味であったりするわけなので、ここで書いたのはあくまで僕の個人的な感想です。参考程度にご覧ください。

でも、どうせやるなら、キレイなの作りたいやん。
高い材料で、キレイなの、作りたいやん・・・。
それが活かせるセンスがなにより、必要なのかもしれませんが・・・・・・。がんばろう、うん。
プロフィール

じろ

Author:じろ
ふくおかもん
新人ママ作家
主にレジンクラフト、鉤針編み、羊毛フェルトなどで、そのときに作りたいものを作りたいように作る人。
こじろ(小5)とじろこ(小2)のママ。

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